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星空情報「七夕の星空」

2020年06月22日 

新型コロナウィルス(COVID-19)の感染拡大防止のため、
五反田文化センタープラネタリウムではすべての投影を中止しておりましたが、
7月1日(水)より一部の投影を再開いたします。

ご利用の際は、必ず事前にご来館されるお客様へのページをご覧ください。
皆様のご理解およびご協力をお願いいたします。

投影ごとのスケジュールにつきましては、こちらをご覧ください。
※星空ゼミ・特別投影・天体観望会は8月末まで中止いたします。
※7月の星空と音楽の夕べ、夏休み天文工作教室は中止いたします。



「七夕の星空」

 7月7日は七夕です。七夕とはもともと中国で生まれた伝説であり、神によって引き離されてしまった天に住む夫婦の織姫と彦星が、毎年7月7日にだけ、夜空にかかる天の川をわたって会うことができるというお話です。この日に笹の葉につるした短冊に願い事を書くと、願いがかなうとも言われていますね。

 ところで、みなさんは実際の空で織姫星と彦星を見つけたことはあるでしょうか。夏の夜空で2つの星は明るく光っており大変見つけやすいです。織姫星はこと座のベガ、彦星はわし座のアルタイルという星にあたります。七夕の伝説のとおり、2つの星の間には天の川が流れています。天の川は都会の空ではほとんど見ることはできませんが、街明かりのない空気が澄んだ場所へ行くと、うっすらと見ることができます。さらに、織姫星のベガ、彦星のアルタイルに加えてはくちょう座のデネブをつないだ三角形は「夏の大三角」と呼ばれており、夏の星座を探す目印となっています。

 7月7日は現在の暦だと梅雨の時期にあたるため、雨になってしまうことが多いのですが、短冊に願い事を書き、晴れて織姫と彦星が無事に会えることを祈りましょう。

七夕.jpgtanabata.png
※星図はクリックすると大きくなります。

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