星空情報「水星が東方最大離角」
2021年01月22日
以下の期間は、機器の入れ替え作業のため、 プラネタリウムを休止します。
ご迷惑とご不便をおかけしますが、ご理解のほど、お願い申し上げます。
プラネタリウム休止期間:2020年11月23日(月・祝)~2021年1月31日(日)
休止期間は、当ホームページにて星空情報を公開します。
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星空情報「水星が東方最大離角」
1月24日に、水星が東方最大離角を迎えます。
水星は、内惑星と呼ばれる地球よりも内側をまわる惑星です。木星や土星などといった外惑星と違って、内惑星を地球から観察しようとすると、太陽の明かりが邪魔をしてなかなか観察しにくいです。そんな内惑星をよく見ることができるのが、「東方最大離角」「西方最大離角」と呼ばれる、地球からの見かけ上、その惑星が太陽から最も離れているときなのです。
1月24日の前後数日の間は、夕方の南西の空に水星を見ることができます。まだ少し明るい空の中に光る水星を探してみましょう。一時期しか見られない水星を夕焼け空の中見つけるのは、宝探しのようで楽しいものです。ただし、高度10度前後のかなり低い位置に見えるので、なるべく空が開けた場所で観察してください。
(c)国立天文台
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