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星空情報「木星と土星の接近」

2020年12月11日 

以下の期間は、機器の入れ替え作業のため、 プラネタリウムを休止します。
ご迷惑とご不便をおかけしますが、ご理解のほど、お願い申し上げます。

プラネタリウム休止期間2020年11月23日(月・祝)~2021年1月31日(日)

休止期間は、当ホームページにて星空情報を公開します。

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星空情報「木星と土星の接近」

 近ごろ、日の入り後の夕方の空に、木星と土星が並んで見えています。太陽は午後4時30分ごろに沈みますから、日が沈み、あたりが暗くなってきたころに南西の空を探しましょう。まずは明るい木星(-2等級)が、その左上に土星(1等級)が見つかります。土星は木星に比べると暗いので、ある程度空が暗くならないと見えにくいでしょう。ただし、時間がたつと2つの惑星は低くなり、やがて沈んでしまいます。日の入り後の空が暗くなってきたころの、なるべく早い時間帯に探してください。
 12月12日の木星と土星の離れ具合は角度にすると約1度、これは満月の見かけの直径2つ分くらいになります。そして、この2つの惑星は日ごとに近づいていき、12月21日には、約7分角、満月の見かけの直径の約4分の1にまで接近します。これほどまでに2つの惑星が近づいて見えることはめったにありませんから、晴れていたらぜひ観察してみましょう。
 木星と土星は22日にも21日と同じくらい近づいて見えますが、22日を過ぎると、しだいに離れていきます。また、12月17日には木星と土星に細い月が加わった美しい様子も見られます。

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