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星空情報「北斗七星をさがそう」

2020年05月21日 

新型コロナウィルス(COVID-19)の感染拡大防止のため、
五反田文化センタープラネタリウムでは、2020年5月21日現在
すべての投影を中止しています。
中止期間は、当ホームページにて星空情報を公開します。
※プラネタリウムの再開につきましては、当ホームページでご確認ください。


星空情報「北斗七星をさがそう」

みなさんは「北斗七星」をご存じでしょうか。
春の夜空を眺めると、星が7つ、ひしゃくの形に並んでいるところがあります。この星の並びが北斗七星です。
ひしゃくとは、神社の入り口などで手を清める時に使う、長い柄を持った水をすくう道具のことです。子どもたちに伝えるときは「スプーンの形」と言ってもいいかもしれませんね。

この ひしゃくの柄の部分のカーブをずっと延ばしていくと、春の明るい星を2つ見つけることができます。うしかい座のアークトゥルス、おとめ座のスピカです。
北斗七星から延ばした長いカーブのことを「春の大曲線」と呼びます。
また、ひしゃくの先から1番目と2番目の星をつないだ線の長さを、ひしゃくの水がこぼれる方向へ5つ分延ばしていくと、北の目印の星である北極星を見つけることができます。

このように春の星空では、北斗七星を起点としてさまざまな星や星座を見つけ出すことができます。みなさんも晴れた日には北斗七星を探して、ぜひ春の星座探しをしてみて下さい。

sky-m.jpg
北斗七星と北極星.jpg
※画像はクリックすると大きくなります。

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