新型コロナウィルス(COVID-19)の感染拡大防止のため、
五反田文化センタープラネタリウムでは、2020年4月26日現在
すべての投影を中止しています。
中止期間は、当ホームページにて星空情報を公開します。
※プラネタリウムの再開につきましては、当ホームページでご確認ください。


星空情報「金星と水星が接近」

5月22日夕方の西の空で、金星と水星が接近します。

金星は2019年11月ごろから長い間、宵の明星として夕方の空に輝いていましたが、5月になるとだんだん高度を下げていきます。一方で水星は6月4日に向けて高度を上げていきます。その２惑星が、５月22日に接近するというわけです。
金星は大変明るく光りますが、水星はそこまでの明るさはなく、しかも観察できる時期が限られている惑星です。まだ実際の空で水星を見たことがない方は、この機会に、隣に寄り添う金星を目印にして水星を観察してみてください。

さらに24日にはその近くに、細い月を眺めることもできます。この日になると金星と水星は少し離れてしまいますが、月と金星と水星、３つの天体が近くに並ぶ見応えのある景色となります。

日の入り後、西の低い空を見るとこれらの天体が見えるはずです。惑星の位置する高度が低いため、日の入りから時間が経つごとに観察しづらくなる点に注意してください。