トピックス TOPICS

星空情報 「4月28日 金星が最大光度」

2020年04月06日 

新型コロナウィルス(COVID-19)の感染拡大防止のため、
五反田文化センタープラネタリウムでは、2020年4月26日現在
すべての投影を中止しています。
中止期間は、当ホームページにて星空情報を公開します。
※プラネタリウムの再開につきましては、当ホームページでご確認ください。



星空情報「4月28日 金星が最大光度」

近頃、夕方の空で明るく光る、金星。
金星は太陽のまわりを周る惑星のひとつで、地球のすぐ内側を周っています。
大きさも重さも地球とほぼ同じなので、「地球の双子星」とも呼ばれます。

しかし、金星には非常に分厚い大気があり、
そのほとんどが二酸化炭素でできているため、温室効果が働き、表面は470℃以上の灼熱地獄で、私たち人間が降り立つことは到底できません。

また、この大気中にある硫酸の雲が太陽からやってきた光をよく反射するため、金星は惑星の中でもとびきり明るく光って見えます。
特に4月28日には、金星の光度が最大となり、明るさは-4.5等に達します。
これは1等星の100倍以上の明るさで、位置がわかれば昼間の空でもその姿を見つけることができます。

金星は5月ごろまでは夕方の西の空、その後6月ごろからは明け方の東の空で光り、長い間私たちの目を楽しませてくれます。
もし機会があれば、実際の空で見つけてみて下さい。

01.jpg  501365main_pia00104-full_full.jpg
(左)大気に覆われた金星 / (右)金星表面のようす
  ©NASA

一覧に戻る
月別に見る